第1条 基本理念
EWRS総合情報共有局(EGIC)は、生成AI技術の発展を肯定的に捉え、業務効率化や創造性の向上のための活用を推進します。同時に、情報の正確性と信頼性を最優先事項とし、以下の基本理念に基づき、倫理的かつ責任あるAI利用を徹底します。
- 【推進と規律】 AIの利便性を最大限に活用しつつ、そのリスクを理解し、厳格な規律の下で運用する。
- 【人間の最終判断】 AIはあくまで補助ツールであり、全ての最終的な判断と責任は人間が負う。
- 【透明性の確保】 AIの利用については、必要に応じてその事実を明示し、透明性を保つ。
第2条 AIによる情報生成の禁止事項
情報の信頼性を担保するため、以下の目的での生成AI利用を固く禁じます。
- 災害情報の生成・共有の禁止:
地震、津波、気象警報などのリアルタイムな災害・防災情報を、生成AIを用いて作成し、共有・発信すること。全ての災害情報は、公的機関や報道機関など、一次情報源に基づかなければなりません。
- ファクトチェックなき情報発信の禁止:
生成AIが出力した情報を、人間の手による厳格なファクトチェックを経ずに、公式な見解や事実として発信すること。
第3条 AI生成画像の利用方針
当団体は、コンテンツの独自性と信頼性を重視し、原則としてAIによる画像生成を行いません。
- 原則不使用:
公式サイト、SNS、動画コンテンツ等で公開する画像は、職員が撮影した写真、作成したイラスト、または正当な権利を有する素材のみを使用します。
- 例外的利用:
コンセプトアートやアイデアの可視化など、それが「AIによる生成物」であることが文脈上明らかであり、かつ誤解を招かないと判断されるごく限定的な場合に限り、その旨を明記した上で利用することがあります。
第4条 許容されるAIの利用範囲
業務効率化のため、以下の補助的な業務において生成AIの利用を推奨します。
- 文章の校正、要約、翻訳
- アイデア出し、ブレインストーミングの補助
- プログラムコードの生成・デバッグ補助
- 定型的な文章(メール等)の草案作成
第5条 権利侵害の禁止と情報管理
生成AIの利用にあたり、著作権、商標権、プライバシー権などの第三者の権利を侵害しません。また、非公開情報や個人情報をプロンプトとして入力することを固く禁じます。
第6条 違反行為への対応
本ガイドラインへの違反が確認された場合、調査の上、厳正な処分を行います。外部からの通報やご指摘は、お問い合わせ窓口にて受け付けます。
コレクト解説: 極めて重要な条項です。AIは時に誤った情報を生成する可能性があります(ハルシネーション)。人命に関わる災害情報において、そのリスクは許容されません。ただし、過去の災害データを用いた訓練シナリオの生成など、閉じた環境での分析補助には活用することがあります。